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「わかったよー 言っときますけれどねー 露出狂じゃぁないからね! シャワーして直ぐに たまたま お兄ちゃんが帰ってきたの!」
「わかったわかったからぁー・・・早くいけ!」
「ほらっ! これ ピーチピンク レースが3段になってるの 可愛いでしょ 普段 つまんないのばっかぁーだから お休みのときはネ」と、私はタンクトップを上まで捲って見せていた。
「お前なぁー・・・ からかうんじゃぁない! 腹減った なんか作ってくれよー」
「ダメ! 私 宿題 仕上げなきゃー そうだ 今日の夕御飯 ポテトコロッケ 後で手伝ってネ」と、カップラーメンを出して、自分の部屋に上って行った。
その日の夕食の時、私は恐る恐るお母さんに
「あのね 智子から連絡来て 明日 仲間で 私の祝勝会しようよって・・・ 昼間 ちょこっとね」
「・・・ いいんじゃぁない 小学校のお友達でしょ? 行ってらっしゃいよー みんなも喜ぶわぁー」
その時、お兄ちゃんが持ち上げていたコロッケを落としてしまって、お兄ちゃんは「はっ えぇー そんなー」とか言っていた。私だって 意外な答えにびっくりしていた。
「お兄ちゃん 何してんのよー 私のコロッケ柔らかいんだからー あーぁ ぐちゃぐちゃ」
「へっ いゃ 急に チカラが抜けてしまった 腕立て やりすぎたかなー」
「あっ そうそう プリンあるのよ オーナーから 《みずすみちゃん》にだって!」ご飯を食べ終わって、お母さんが思い出したよーに
「うー おいしい! 見てぇー お母さん 中からレーズンが出てきたのよー」
「ふふっ お母さんのは 桃の切ったの入ってるのよ」
「俺のは・・・なんだろ うっ チーズだよ このプリン サクっとした触感 そのへんのとは全然違う うまい 俺 これっ! 好きになりそう」
「お母さん 試作って言ってたじゃぁ無い これ!きっと売れるよー」
「そうね 美味しいわー オーナーも水澄に刺激されたのかしら やる気 出てきたみたい」
次の日、中央公園のいつものパン屋さんで集まることになっていたのだ。私は、ライトブルーのショートパンツに赤いTシヤツ。お父さんがいつものようにゴルフの景品を持って帰って来て、胸には It's Demo To be の訳のわからない文字が・・・私には大きいのだけど、お兄ちゃんも赤いから嫌だと言ったので、仕方なく私が・・・
「おぉー 我等がホープの登場か こうやって 面と会うのも久しぶりぃ〜」と、十蔵が言っていたけど、翔琉とは2日前に逢ってたのだ。・・・あれ してから、改めて顔を合わせると恥ずかしかった。
「みんな ありがとう 私 個人戦の準決勝で追い込まれていたやんかー あの時、みんなのこと浮かんできて みんなが
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