第百五十五話 他人の幸せその十四
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「それで何の努力もしないで」
「感謝も反省もしないなら」
「幸せになれないわね」
「実際あの人幸せか」
一華は心から言った。
「どう考えてもね」
「そうじゃないわね」
「周りに誰もいないで」
「嫌われるだけで」
「何も持っていなくて」
「何もしていない」
「そんな風でね」
それこそというのだ。
「幸せか」
「そんな筈ないしね」
「そんな風にならない為にも」
「幸せになりたいなら」
「是非ね」
それこそというのだ。
「努力しないとね」
「幸せになる為にはね」
こう話した、そうしてだった。
五人で努力していこうと頷き合った、幸せになる為にはやはり努力をしてこそだとわかったが故に。
第百五十五話 完
2024・10・23
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