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金木犀の許嫁
第四十八話 プールへの誘いその十四
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ど」
 それでもというのだ。
「そっちに興味はないから」
「だから女の子の下着も」
「興味ないって言ったら嘘になるよ」
 夜空に正直に話した。
「やっぱりね」
「そうよね、だったらね」
「そうだったら?」
「結婚してから」
「それからだね」
「宜しくね」
「その時にね」
「結婚するまではやっぱりね」
 佐京に気恥ずかしそうに話した。
「どうかって思うけれど」
「他の人達はどう思っても」
「私達はそうした考えよね」
「そうだね、それじゃあ」
「ええ、結婚してから」
「それからだね」
「宜しくね」
 佐京に微笑んで言った、そうした話もしてだった。
 二人は家族と一緒にプールに行くのだった、そしてそこで実際に佐京は夜空に忍者の水泳を披露するのだった。


第四十八話   完


                    2024・11・1


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