第6話
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が完成したので二人の所に持っていく。
メニューは野菜炒めに目玉焼きに味噌汁とご飯の簡単なメニューだった。
それを見たインデックスは目を輝かせて、今にでも食べそうな勢いを出していた。
対する上条も同様にお腹が減っていたのか、すぐに食いつきそうな雰囲気を出していた。
麻生が食べていいぞと言うといただきます、と二人が同時に言い一気に食べ始める。
「おいしい!!これすっごくおいしい!!!」
「さすが麻生の作った料理だ。
この味なら料理屋とか出せるだろ。」
二人が興奮しながら話しかける。
麻生はそれはどうも、と軽くスルーして自分もご飯を食べる。
三人が食べ終わり麻生が食器を洗っている最中に、上条とインデックスの会話が再開される。
「そういえばどうしてお前はあんな所に引っ掛かっていたんだ?」
「落ちたんだよ。
本当は屋上から屋上に飛び移るつもりだったんだけど。」
確かにこの学生寮と同じようにビルとビルが並んでいて隙間はだいたい二メートルぐらいしかない。
走り幅跳びの要領で飛べば何とか飛び越える事が出来るだろう。
上条はなぜそんなことを?、と聞くとインデックスは。
「追われてたからね。」
インデックスがそう答えると一瞬空気が止まる。
「追われてるって何に追われてたわけ?」
「魔術結社だよ。」
また三人の空気(実際には麻生は会話に入っていないが)がまた止まる。
その言葉を聞いて上条はまじゅつなんてありえねぇ!!!、と頭から否定している。
対するインデックスは魔術はある!!、と言い張っている。
麻生は二人の会話が平行線を辿ると思い洗い物が終わると会話に入る。
「魔術はあるかもしれないぞ。」
麻生が以外にも魔術はあると言い出したことに驚いている。
「麻生はこいつの言葉を信じるのか?」
「いいや、あるかもしれないと言っただけだ。
世界は広い、そんな世界ではもしかしたら呪文を唱えて炎を出す魔術師だって居るかもしれない。
あくまで可能性の話だよ。」
麻生の言葉を聞いて上条は一応、納得?した表情をした。
麻生は続いてインデックスに質問する。
「インデックスは何でその魔術結社に追われているんだ?」
「私の持っている一〇万三〇〇〇冊の魔道書。
それが連中の狙いだと思う。」
三度目の空気が停止する。
今度は上条は呆れ顔をしながらインデックスに質問する。
「その一〇万三〇〇〇冊の魔道書はどこにあるんだよ?
まさか、馬鹿には見えないとか言い出すんじゃあないだろうな。」
「バカじゃなくても見えないよ。
勝手に見られると意味がないもの。」
上条はインデックスに馬鹿にされているのでは?と思う。
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