暁 〜小説投稿サイト〜
とある星の力を使いし者
第6話
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くりと上がる。
女の子は割と可愛らしい顔をしていた。
上条は一目で外国人と判断した。
上条の英語のスキルは英語の教師に一生鎖国していろ、と言われるレベル。
どうやって対話をするか考えていると。

「ォ・・・・・・」

その言葉を聞いて一歩後ろに下がる。
次に女の子が言った言葉は。

「おなかへった。」




ガンガン!!と麻生の部屋のドアが音をたてる。
麻生はその音で目が覚めて昨日と同じ事が起こった事を思い出す。
麻生はおそらくドアの前に立っている人物も同じだろうと考えドアノブに手をかけドアを開ける。
ドアの前に立っていたのはやはり上条だった。
そしてその後ろには純白の色のシスターが着るような服装を着ていて銀髪の髪が腰まで伸びている外国人が立っていた。

「・・・・・・・・・・・・誘拐でもしたのか?」

「ちげぇよ!!!!なんでお前はそんな方向に考えるんだよ!!!!!」

麻生はなぜ上条が幼い外国人を連れているのかよく分からなかった。
ただこれだけは分かっていた。

(また面倒な事に巻き込まれそうだな。)

上条の説明を受けた内容によると布団を干そうとした時この女の子がベランダに引っ掛かっていて第一声がおなかへったらしい。
あいにく上条の部屋にはこの女の子に食わせてあげる食べ物がなく緊急事態として麻生の所に助けを求めに来たのだ。
麻生は俺の部屋はそんな部屋ではないのだがと思い二人を部屋に招き入れる。
上条一人だけなら追い出すのだが知らない人とはいえ上条のご飯を食べさせるともっと面倒な事がこっちに降りかかりそうなのでご飯だけだぞ、と言って部屋に入れた。
麻生の冷蔵庫も上条と同じ状況になっていた(中身は水だけだが)。
なので仕方なく麻生の能力で三人分の食材を具現化させる。
麻生が料理を作っている間、上条とその女の子が話をしている。

「まずは自己紹介からだね。
 私の名前はね、インデックスって言うんだよ。」

「誰がどう聞いても偽名じゃねか!!!」

「見ての通り教会の者です、ここ重要。
 ちなみにバチカンの方じゃなくてイギリス清教の方だね。
 それと禁書目録(インデックス)の事なんだけど・・・あっ魔法名ならDedicatus545だね。」

「もしもし?もしもーし?
 一体ナニ星人と通話中ですかこの電波は?」

上条はインデックスが何を言っているのか全く分かっていないようだ。
しかし麻生は違った。
麻生は料理を作りながらさっきのインデックスの言葉を聞いて考える。

(魔法名・・・禁書目録・・・・どうやらこいつはあっち側の人間(・・・・・・・)ってことか。
 どうやら上条の不幸は学園都市を超えてあっち側まで及ぶとはね。)

そう思いながら料理
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