最終話 笑顔に満ちた世界その三
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「そして笑えることだ」
「僕達みたいに」
「笑えない国はだ」
それはというと。
「やはりな」
「幸せな国でないですね」
「人もそうだ」
「僕達もそうで」
「俺達は笑える」
桃井は堂々と言った。
「だからだ」
「幸せですね」
「そしてドクターマンもな」
彼もというのだ。
「今完全にだ」
「幸せになりましたね」
「そうなった」
まさにというのだ。
「今はな」
「それは何よりですね」
「そうだ、そしてだ」
桃井はさらに言った。
「これからだが」
「ああ、お店に行くのね」
鬼頭は桃井の考えを察して自分から言った、ずっと彼と一緒にいて見てきているのでそれでわかるのだ。
「そうね」
「そうだ、そうしてだ」
そのうえでというのだ。
「今のドクターマンを見る」
「そうするのね」
「そしてものも買う」
彼の店の商品をというのだ。
「そうする」
「じゃあ今から」
「行くか」
早速というのだ。
「そうするか」
「相変わらず早いわね」
決断と行動がとだ、鬼頭は突っ込みを入れた。
「本当に」
「そうだな、しかしだ」
「それでもなの」
「それが俺だ」
即断即決、そして迅速な行動はというのだ。
「では行くぞ」
「あんた言ったって聞かないしね」
「あくまで我が道を往くだな」
黒の五色田はその彼を見て言った。
「そうだな」
「そうなる、では行くぞ」
桃井が言ってだった。
戦隊の面々はドクターマンの店に行った、すると今新規開店準備の最中でそれでドクターマンが言ってきた。
「店舗を拡大することにした」
「そうなの」
「そうだ、だからだ」
ドクターマンはエリに話した。
「残念だがな」
「今は来店出来ないのね」
「また来てくれ、だが」
「だが?」
「今度はビルを建てる」
「ビルって」
「実はそれぞれの組織と契約を結んだのだ」
ドクターマンがこう言うとだった。
それぞれの組織の面々が出て来てだ、ゼットが笑って言ってきた。
「沖縄に来たらな」
「ドクターマンのお店でものを買うんだ」
「そうなってな」
鈴樹に笑顔で話した。
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