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ドロ団子 あんた等 まだ 1ゲームも落としてへんのんやろー やっぱり 最強やー」
個人戦でも我がチームのメンバーは4回戦までは残っていたのだが、次に勝ち上がったのは、燕先輩、花梨、若葉と私の4人だった。美麗先輩は山手丘の秋元蓮花と当たっていて敗退していた。その後、抽選があって、明日の準々決勝の相手は、燕先輩は山手丘の秋元蓮花 私は二色が浜中学の進藤かがり 勝つと 次は秋元蓮花か燕先輩か・・・ 花梨の相手は山手丘の見沼川七菜香で若葉の相手は東京代表の久遠美玖 多分 次は花梨と若葉のつぶし合いになるのだろう。
晩ご飯の時、同宿の摩耶女子学園の姿はもう無かった。先に進めないで、宿舎を去るのって悔しいだろうなと、私は心を痛めていた。だけど、食事の後、監督から
「みんな よくここまで頑張ってきてくれた ありがとう 明日はいよいよ 悲願ともいえる 山手丘との決戦になるだろう 花梨 今日は暴れ過ぎた 全てストレート勝だったな 僕がブレーキを掛ければ良かったんだけど 花梨の気持ちもわかるのでなー 今頃 山手丘の連中も慌ててるだろう やっぱり 居たんだってー 秘密兵器がなー でも こうなったら、花梨も思い切っていけぇー お前なら きっと勝てる秋元蓮花になー 花梨はプレッシャー感じるような柔じゃぁないから 言うけどな この一戦でうちが優勝できるかどうが決まるからな! 思い切っていけ! 明日のメンバー コーチから発表する」 と、現実に戻っていた。
「団体準決勝 トップ 花梨 2番 燕 3番ダブルス いつも通り 水澄、若葉 4番 美麗 そして、5番 香 良いかぁー 去年のリベンジだぞ! このメンバーで決勝もな 個人戦でも、それぞれの活躍を期待する 出来れば2冠をネ 以上」
「花梨 明日頑張らなきゃーネ 監督もコーチも すごぉー期待してるヤン プレッシヤー感じてる?」
「いいやー 燃えている ウチで優勝決めるんや! 響先輩の想いも背負ってるしなー」
「さすが花梨やねー ウチなんか 今日 ビビってたんやー」
「そんなことないヤン 香 伸び伸びやってるみたいやったでー 個人戦は残念やったけどなー でも、東京代表の久遠美玖を最後まで追い詰めたんやからー でも、明日 若葉が仇取ってくれるわー」
「なんやのん 水澄ぃー 他人事みたいにー 水澄やって 油断出来ひんでー」
私達は全く緊張してなくて、試合を楽しんでいたのだ。この日の為に、お互いを磨いてきたから、自信もあった。
そして、お父さんからラインが入って来て(今 近くの温泉宿に居る 夕方 会場に行ったんだけど、もう、終わっとってな ちゃんと勝ち進んでるみたいだな 明日は 朝から応援に行く) 何か 気楽に観光に来ているみたい。それに、事務員の女の子も居るって言っていた
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