第七百八十二話 トム達と海賊その三
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「滅茶苦茶面白いわ」
「そうだね、僕も好きだよ」
「フック船長とね」
ピーターパンのこの人物と、というのだ。
「ワンピースが凄い影響あるのよね」
「海賊ってね」
「あと宇宙海賊で」
これでというのだ。
「ハーロックとかエメラルダスとか」
「どっちも影響あるね」
「そうした宇宙海賊ってエウロパでね」
「そうそう、悪い貴族をやっつけるんだよね」
「連合から入ってね」
「そうするんだよね」
連合ではこうした作品が多い。
「民衆を搾取する貴族をやっつけて」
「悪いことをして溜めたお金を奪い取る」
「そして宇宙を旅する」
「そんな海賊なのよね」
「どうして連合からエウロパに入るのかは色々で」
スターリングははじまりの部分はこれで終わらせた。
「入ったらそうなんだよね」
「ハーロックさんでもエメラルダスさんでも」
蝉玉も話に入った。
「銀河鉄道とか宇宙戦艦も入ってね」
「エウロパで戦うんだよね」
「悪い貴族相手に」
「実際に貴族っていうとね」
「民衆から搾取してるし」
スターリングに連合で言われていることを話した。
「搾るだけ搾り取って」
「そんな連中から奪い取るから」
「まさに勧善懲悪」
「そうした作品が多いわね」
「宇宙海賊だとね」
「そうよね」
「連合が舞台だと」
トムはそれならと話した。
「色々内輪揉めはあっても」
「悪い貴族とかいないからね」
「時代劇みたいなのは」
「そうだよね」
「そりゃ悪人もいるよ」
トムもこのことは否定しなかった。
「連合にも」
「何処でもいるからね、悪い人は」
「うん、悪徳企業とかね」
「汚職ばかりする政治家とか」
「官僚とかね」
「お金くすねる人とか」
「幾らでもいて」
そうであってというのだ。
「学校の先生なんてね」
「酷い人異常に多いね」
「ヤクザ屋さんとね」
所謂アウトローの者達と、というのだ。
「学校の先生はね」
「悪い人ばかりだよ」
「うん、けれどね」
連合にも悪人はいるがというのだ、窃盗や強盗、暴行や殺人を犯す輩も存在していることは事実である。
「そんな悪代官みたいな」
「日本の時代劇の」
「そんなのはいないからね」
「エウロパは普通にいるのよね」
蝉玉は嫌そうに話した。
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