第三百七十五話 マチュピチュ会談その十五
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「実は」
「そうでしたね」
「そっちのペンギンもいて」
「南極にもです」
「南極のペンギンがいて」
「そうした生きもの以外は」
「生きられへんわね」
こうピエトリに応えた。
「そうよね」
「基地を置ける位です」
「外の世界と同じね」
「そして獣やモンスターもいるので」
「危険ね」
「起きた世界の南極よりも」
「そうなのね」
「はい、そして」
そうであってというのだ。
「あちらは港もです」
「もうけられへんわね」
「浮島も過酷な環境ですので」
だからというのだ。
「ほんまです」
「領土にしても移住は無理ね」
「寒帯を置くことも」
「調査や探検の為の基地を置く位ね」
「それも命懸けで」
ピエトリはこうも話した。
「するしかないです」
「そうよね」
「はい、そして」
そうしてとだ、ピエトリはさらに話した。
「私達はアムンゼンさんの様に多くの犬を連れて」
「ああ、犬橇ね」
「移動しました、ただ犬を殺すことはです」
アムンゼンは犬橇で南極点を目指しその途中荷物食料等を消費しそれが少なくなり橇を引く犬の数が余るとその犬を殺していたのだ。
「せえへんでした」
「犬も戦力ね」
「多くないとです」
「賊やモンスターが来たらね」
「戦力になりますんで」
だからだというのだ。
「ほんまです」
「殺さへんかったわね」
「一匹も、そして皆連れてです」
「帰って来たのね」
「帰ってきたらアレンカールさんが統一してました」
そうだったというのだ。
「そうでした」
「そうなのね」
「はい、私達四人以外にも犬にです」
「人が行ってたわね」
「皆戻りました、それでまたですね」
「探検隊を送るわ」
そうするというのだ。
「やがてね」
「それでは」
「そしてね」
アレンカールは話を続けた。
「南極のことも聞きたいし」
「あっ、私達のことですね」
マリアはすぐに応えた。
「これまでどないやったか」
「聞きたいわ」
「わかりました」
今場には勢力の星の者が全ている、地の星の者達だけでなく人の星の者達もいてそれでアマード以外の者達が言ってきた。
アレンカールはその言葉を受けてだ、笑顔で言った。
「ほなお話してね、夜に飲みながら」
「そうしてですね」
マリアが応えた。
「お話をして」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「こっちの世界のお互いのことをね」
「知るのですね」
「勿論あたい達もお話するし」
ブラジルのことをというのだ。
「お互いね」
「お話をして」
「そうしてね」
アレンカールは話を続けた。
「お互いを知って」
「そのうえで」
「さらにね」
「仲よくすることですね」
「そうよ、夜は飲んで食べて
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