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彼は いつから私の彼氏?
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帰り 試合終わったら、もう 1泊するってお母さんには言うから・・・どこかで・・・でも、帰ってきたら夜だよ 多分」この時、翔琉の言葉で私は覚悟したのだ。

「わかった つもりしておく」

「ねぇ だけど 頂点に立てたらだよ ダメだったら 来年までお預けね」

 私は、携帯のことを翔琉に打ち明けて番号を交換して別れてきたのだ。少し、頭の中で 翔琉のものになることがよぎっていた。だから、もし言われたら、素直に翔琉に応えるつもりだったのだ。

 その夜、お父さんがお祝いだとステーキのヒレ肉を買ってきてくれた。昨日はお父さんも帰りが遅かったのだけど、今日はお母さんも少し早い目に帰ってきてくれて、皆で食卓を囲んだのだ。私達が舌鼓を打つや否や

「水澄 よく やった おめでとう さすが僕と民子の娘だ」

「ありがとう お父さん 春に買ってくれたシューズ 効いているかもね」

「何言ってるんだ 水澄の努力の結果だろう あのシューズのお陰だったら 皆が優勝だよ 長野の決勝に是非とも応援に行くからな!」

「えぇーぇ いいよー 決勝まで残れるかどうかわからんしー」

「そんなことないだろう 会社の連中も応援部隊で行くと言ってくれたんだ 3人だけど 若手の新入社員と女子2人な」

「そんなー」

 私は、来るのは別に良いのだけど・・・帰りが一緒だと まずいと瞬間 心配していた。

「達樹達は来れないらしいから、スマホで実況配信してやるからな」と、お父さんはお酒も進んで浮かれていたのだ。


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