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、氷河期で毛も長いし何百年も昔 ナウマンゾウはもっと後なのよ 間違えて覚えることの無いようにしようネ 今度は・・・」
「こんどは・・・ あぁー 石田三成か?」
「そう あん時 4年生の遠足で長浜城に行ったでしょ 天守閣の下の広場でお弁当食べていたら 世話好きのオッサンが、長浜の話をし出して、その近くの村の出身の佐吉というのが居て、賢くて優秀だったから出世したのだ それが石田三成なんじゃ なんてね だから、私達 長浜城主は石田三成なんだと覚えてしまったのよねー ふたりで間違ったから、河道屋先生に勘ぐられてしまってー」
「そーだったね・・・でも・・・水澄 遠足に行ったのは 彦根城だよ」
「へっ そーだった? わぁーあ 恥ずかしいぃーー」
その後も、博物館内を見てまわって、翔琉も感動していて、お昼はカフェテラスで、私はパンケーキ、翔琉はカツサンドを頼んでシェアして食べていたのだ。
「水澄 明日から 練習か?」
「うん お盆は3日間お休みだけど、その前の3日間は強化練習でね 朝から4時まで そして、お盆明けも練習で、22日から長野で大会」
「さすがに 全国大会に行く学校は、厳しいのぉー」
「あのね これは部員以外は極秘なんだけどね 春合宿の時は 練習でミスしたり、気合が入って無かったりすると 体育館の端から端まで うさぎ跳びなの それも(私は ドシでノロマなうさぎです)って、飛ぶ度に言わされるのよー 今の2年以上は皆 一度は、やらされたことあるのよ」
「えぇー それって イジメっていうか パワハラとか・・・」
「そう 恥ずかしくってね 脚もガクガクで辛いしー 途中で泣き出す子も居るわー でもね それで、精神的にも強くなるの やらされた人は皆が言っているわ 自分の殻から抜けた気がするって でも これは、極秘なのよ! 私も、最初 恥ずかしいし自分がボロボロになったわ でも、それからヤケクソみたいになって頑張ろうと思ったの」
「へぇー 恐ろしいなぁー どこかの宗教みたいだな でも それなりの努力があるんだー 全国制覇の栄光が待ってるんだー 俺は、練習あるから応援に行けないけど 水澄 頑張れよなー 6年の2学期 水澄は頑張ってトップになったやんかー 太子女学園にもあっという間に合格してた お前には底知れない力があるんやー 俺も 逢うの我慢してたんだからー その分な」
「わかってる こんな私でも 想っててくれて ありがとう やっぱり 翔琉やなー」
その後、植物園も見て周っていて、大きな植物の陰になった時、辺りに他人が居ないのを二人ともわかっていたので、どちらからともなく抱き合って、唇を求めていたのだ。そして
「水澄が欲しい 全てを欲しい」
「・・・うん・・・ あのね 長野の
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