第四十三話 決戦が終わりその十一
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「本当にね」
「ドクターマンが踊ったら」
ふとだ、鬼頭はその姿を想像して話した。
「結構面白いかもね」
「そうだな」
カニスカが応えた。
「言われてみると」
「そうよね」
「見てみたい気がする」
カニスカはぽつりと述べた。
「その姿を」
「ギアの皆とね」
「なお面白いな」
「踊るのは私達だけじゃなくて」
自分達だけでなくというのだ。
「さらにね」
「それぞれの組織の者達もでだ」
「ドクターマン、ギアの人達もなら」
「面白い」
「そうよね」
「やはり見てみたい気がする」
「まああのおっさんはだ」
ソノザが言ってきた。
「店の経営は続けるらしいからな」
「それならあのお店に行けば会えるわね」
「これまで通りな」
ソノニとソノイが応えた。
「そうだな」
「寂しくないわ」
「そうだ、ただ踊るかどうかはだ」
ソノザはこのことについて指摘した。
「わからないがな」
「個人的にグリッタ嬢はかなり踊れると思うわ」
泉はこう予想を述べた。
「それで歌もね」
「かなり上手だな」
虹野もそれはと頷いた。
「彼女は」
「そうよね」
「アイドルの様にな」
「いけると思うわ」
「あの人多分ね」
アムは自分の予想を話した。
「人間の姿になったら」
「可愛いわよね」
「そうだと思うわ」
「本当にアイドルみたいに」
「そんな感じでね」
それでというのだ。
「かなりよ」
「衣装もアイドルのものにしたら」
「尚更ね」
「その筈よ」
「まさにレジェンド」
セッちゃんも言って来た。
「グリッタ嬢が人の姿になったら」
「セッちゃんもそう思うのね」
「思う」
アムにはっきりと答えた。
「絶対にそう」
「そうなのね」
「それで他の連中も」
「踊れるの」
「そして踊ったらいい」
そうだというのだ。
「明るく楽しく踊ったら」
そうすればというのだ。
「それだけで違う」
「そうなのね」
「だから」
それでというのだ。
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