第四十三話 決戦が終わりその九
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「そこまで言ってもらうとな」
「悪い気はしないよな」
「ああ、全くな」
レオに答えた。
「俺もな」
「ダンスは笑顔でするものだ」
バドは確かな声で言い切った。
「本当にな」
「そうそう、にこにこ笑ってな」
レオは実際に笑っている、そのうえでの言葉だ。
「皆でやるものだよ」
「仲よくな」
「そうそう、それで皆でな」
「今踊りもしている」
「飲んで食ってな」
「そうだな、そういえばだ」
朝加はここでこんなことを言った。
「俺達もあまりダンスには縁がなかったな」
「そうなんだよね」
夜野がまさにと応えた。
「これがね」
「どうもな」
「さっき七人で踊ったけれど」
ルパンレンジャーとパトレンジャーでだ。
「ずっとね」
「縁がなかったな」
「これがね」
「そこは我々と同じですな」
ティボウスキは二人の話を聞いて頷いて言った。
「我々もあまり、でした」
「戦隊のチームによって違うのね」
宇佐見は話を聞いて思った。
「そうしたところも」
「そうだな」
ギブソンは宇佐見のその言葉に頷いた。
「考えてみればな」
「ダンスもね」
「俺達はどうにもだな」
「ゴーカイジャーの人達はね」
「しかもだ」
ギブソンはさらに言った。
「かつての戦隊はダンスはしなかった」
「そうなの」
「俺達以前はな」
「そうだったのね」
「それが変わった」
「私達みたいに踊る様になったのね」
「よくな」
宇佐見に顔を向けて話した。
「そうなった」
「それも戦隊の歴史ね」
「その通りだ」
ギブソンはまさにと答えた。
「戦隊も多くの戦隊が出てだ」
「戦って来て」
「その中でだ」
「歴史も出来ていったのね」
「そしてその歴史においてな」
「ダンスのこともあるのね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「これがな」
「そういうことね」
「若しも」
ここでだ、佐久間は思った。
「組織も踊ったら」
「あっ、私達実はね」
「踊ってたよ」
キャンデリラとラッキューロが答えた。
「よくね」
「カオス様達と一緒にね」
「あの時は楽しかったな」
「そうだね」
ドゴルゴとアイガロンが続いた。
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