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夢幻水滸伝
第三百七十五話 マチュピチュ会談その四

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「僕達の勢力を統一するということで」
「それやね」
「一つでやってくのね」
「皆で」
「そうするのね」
「うん、どやろ」
 アルゲダスはチェチーリア達四人の女の子達に答えた。
「それで」
「ええんちゃう?」
「あたし達も平和やとええし」
「お互いに争う理由もないし」
「一緒にやっていこ」
「僕もその考えやし」 
 アルゲダスは四人にこう返した。
「ほなね」
「それでこの場合は」
 ファラはアレンカールを見て言った。
「棟梁さんは」
「やっぱりアレンカールさんやね」
 ガブリエラも言った。
「神星の人やし」
「あたい達皆人の星やしね」
「星の格から言ってもね」
「他に誰がなるか」 
 イザベルも言った。
「思い浮かばんでしょ」
「全くやね」
 チェチーリアもだった。
「この顔触れやろ」
「最初から決まってた様なもんやね」
「棟梁はアレンカールさんで」
「僕の意見は最初から決まってるよ」
 アマードも言った。
「やっぱり棟梁さんは」
「あたいね」
「お願いします」
「六人一致ね」
 アレンカールはここまで聞いて述べた。
「ほな」
「そうなります」
「そうなのね」
「そやからです」
「南米の六ヶ国、七人の星の子が一緒になって」
 そうしてというのだ。
「棟梁はあたいね」
「そうなります」
「わかったわ」
 アルゲダスに微笑んで答えた。
「ではその任をね」
「真っ当して頂けますね」
「これより」
「それではね、では今から六ヶ国統合と七人になったことのお祝いをね」
「その宴をですね」
「行いましょう」
「それでは」
 アルゲダスだけでなく他の面々も笑顔で応えた、そうして会談を終えてだった。一行はその場で宴を開いた。
 アレンカールはテーブルにシェラスコを持って来させた、そのうえで仲間となった者達に串刺しにして焼いた肉を切らせて言った。
「こうした時はよ」
「シェラスコですか」
「ええ、そう思ってね」
 ガブリエラに笑って話した。
「それでよ」
「統一のお祝いにですね」
「食べましょう、お酒もあるわよ」
「そちらもですか」
「ワインやビールだけやなくて」
 他にもというのだ。
「ビンガもあるし他のお酒もね」
「ありますか」
「そやからどんどん飲んで」
「ほな」 
 ガブリエラは笑顔で応えた。
「いただきます」
「お野菜もあるしね」
「ああ、これは」
 ファラはザワークラフトを見て言った。
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