第三百七十五話 マチュピチュ会談その一
[8]前話 [2]次話
第三百七十五話 マチュピチュ会談
アレンカールはアマードと共にマチュピチュに向かった、そして船の中で雲の上の空を見つつ言った。
「さて、今からね」
「マチュピチュですね」
「行くけれど」
「何かありますか」
「いや、こうしてお空にいてね」
甲板で共にいるアマードに話した。
「この世界のお空を見ていると」
「浮島もありますね」
「そして獣やモンスターも見えるわね」
「たまに遅い掛かってきますね」
「アマゾン上空やからね」
「左様ですね」
「狂暴なモンスターが多いわ」
そこに獣が入ることは言うまでもない。
「ほんまね」
「そうですね、たまにでありますが」
「空や海は陸地より獣やモンスターが少なくて」
「行き来が多くなりますと」
「減るわ、陸地もね」
「街や村には滅多に来ないですね」
「人が多いとね」
そうした場所はというのだ。
「彼等は近寄らへんわ」
「そうですね」
「そやからね」
だからだとだ、アレンカールは話した。
「獣やモンスターに襲われへん様にするには」
「街や村を栄えさせる」
「それが一番よ、彼等は野生にあるのよ」
「野生ならですね」
「必要な時だけね」
即ち生きる為にというのだ。
「襲うわ」
「食物連鎖ですね」
「そう、それで以てね」
「人や家畜を襲うので」
「身の安全も考えるわ、人が多いとね」
「警戒してですね」
「近寄らへんわ、ただ賊はね」
人はというと。
「多いとね」
「街や村を襲うこともありますね」
「その中にいても好き勝手するわね」
「マフィアやギャングですね」
「窃盗団もいるしね」
「彼等はまたちゃいますね」
「ええ、そやけど獣やモンスターはね」
再び彼等の話をした。
「人が多いとね」
「襲って来ないですね」
「船でも艦隊だとね」
それならというのだ。
「遅い掛かってこないわよ」
「左様ですね」
「そやからね」
だからだというのだ。
「出来るだけね」
「集まることですね」
「ええ、あたい達は一隻やさかい」
「獣やモンスターも襲ってきますね」
「そうよ」
そうしてくるというのだ。
「彼等もね」
「そういうことですね」
「ほんま襲われたくなかったら」
それならというのだ。
「集まることよ、そやから街や村はね」
「発展させることですね」
「そうよ、大都市を襲うなんて」
そうしたことはというと。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ