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故郷は大空にあり
第十六話 いよいよ本番
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ギィィ!

その瞬間、ギアが地面に設置し、ギアから白煙がたった。
スラストレバーを逆噴射の位置まで下げる。
エンジンが音を立てながら逆噴射する。

「SI002、誘導路C10を左折して東グランド管制にコンタクトしてください。」

羽田空港のグランド管制にコンタクトする。

「SI002、トーイングカーでスポット401までトーイングします。待機してください。」

「SI002、了解しました。」

トーイングカーが機体前輪に取り付き、約30knotの速度で東貨物エリア、
スポット401までトーイングしてもらった。
スポット401までトーイングすると、ポーディングブリッジが機体前方左側のドアに取り付いた。

F/A18と提督は、シートベルトを外し、席を立った。
コックピットのドアを開けると、F/A18は額の汗を拭った。

ドアを開け、貨物ターミナルにある会議室へと、鎮守府のメンバーは向かった。
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