第四十二話 決戦その九
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「俺はな」
「では俺は何処からだ」
「お前は右から攻めろ」
「よし、わかった」
「私も右から攻めるわ」
キョウリュウホワイトも言ってきた。
「操と一緒にね」
「それがいいね」
キョウリュウグリーンはキョウリュウホワイトのその言葉に頷いた。
「ここは」
「タスクは何処から攻めるの?」
その彼にジュウオウブルーが尋ねた。
「左から攻めるよ」
「では私も左から攻めるわ」
「俺は正面からだ」
最後にジュウオウレッドが言った。
「やるぞ」
「望むところです」
守りを固めるデスガリアンの中でだ、ナリアが応えた。
「では私達の守り破ってみるのです」
「そうさせてもらうよ」
「それでは」
「俺達も意地があるからな」
「ここは負けないですよ」
アザルドとクバルも言ってきた。
「ここはです」
「勝つのは俺達だ」
「どんどん来い」
バングレイもいて言う。
「俺達が返り討ちにしてやる」
「さあ、この私達に勝てたならです」
ナリアはジュウオウジャー達に余裕のある態度で話した。
「お見事とです」
「言うんだ」
「そう言って差し上げます」
「なら言ってもらうよ」
ジュウオウレッドはそれならと応えた。
「是非ね」
「では私達が勝っても言わせて頂きますね」
「その時は」
お互いに言い合うぶつかり合う、激しい攻防がはじまった。
リュウレンジャーは戦局を見てだ、冷静に述べた。
「勝つよ」
「勝てるじゃないな」
「そう、勝つよ」
ホウオウソルジャーに答えた。
「今からね」
「絶対にだな」
「そうだよ」
まさにという返事だった。
「もうそれは決まっているから」
「私達全員がいるなら」
「勝てるよ」
「そうです」
ワシレンジャーはオオグマレンジャーに答えた。
「大変ですが」
「それでもね」
「必ずです」
「勝てるね」
「そうね」
カメレオンレンジャーがそうだと頷いた。
「これまで戦ってね」
「訓練したことを思えば」
カジキレンジャーも言ってきた。
「僕達はだよ」
「勝てるわね」
「絶対にね」
「その通りです」
テンビンレンジャーの声はいつも通りだった。
「幾ら敵が強くとも」
「それでもだ」
オウシレンジャーが続いた。
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