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夢幻水滸伝
第三百七十四話 周辺国家達その十三

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「空船はね」
「多く必要ですね」
「そうよ、浮島の行き来はね」
「飛べる種族の人でないと」
「術や道具を使うか」
 若しくはというのだ。
「その空船を使ってするものでしょ」
「気球や飛行船もありますが」
「アメリカでは飛行機を使っているわね」
「そうですね、ですが」
「やっぱり空船を使うことが多いから」  
 その為にというのだ。
「出来るだけね」
「増やしていきますね」
「そうしましょう、それと気球も増やすから」
 こちらもというのだ。
「空を飛べるなら」
「それならですね」
「こんなええものはないから」
 だからだというのだ。
「そやからね」
「気球も増やしますね」
「そうしていくわ、飛行船はあたい達は造れたら」
 それならというのだ。
「造りましょう」
「飛行船は気球より開発が難しいですね」
「そやからね」
 だからだというのだ。
「そちらはね」
「出来れば、ですね」
「それでね」 
 その時にというのだ。
「出来ればよ」
「開発しますね」
「それでいくわ」
 こう言うのだった。
「そしてね」
「製造を行い」
「用いていくわ」
「そうしますか」
「ええ、そしてね」
 そうしてというのだ。
「やっぱり戦にもね」
「使いますか」
「そうするわ」 
 まさにというのだ。
「空から攻めるのよ」
「爆撃等で」
「その通りよ、それに空からやとよく見えるしね」
 戦場がというのだ。
「飛兵も入れられるし」
「長所が多いですね」
「そやからね」
 だからだというのだ。
「そうしましょう」
「それでは」
「空を制するならね」
「その影響は大きいですね」
「非常にね」
 まさにというのだ。
「そやからね」
「空船も気球も飛行船も」
「増やしていって開発も進めて」
 そうしてというのだ。
「空の戦力もよ」
「充実させていきますね」
「そうするわ、ほな会談の時はね」
「空船に乗って」
「マチュピチュに行きましょう」
 こう言って実際にだった。
 アレンカールは会談の準備が整いその日になるとアマードと共に空船に乗った、そのうえでマチュピチュに向かったのだった。


第三百七十四話   完


                   2024・10・15
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