暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第143話 オーフィスの家族、付けられし新しい名前!
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を合わせる?」
「食材に感謝をしているんだ」
「……こう?」


 アカシアたちが手を合わせていることに首を傾げていたが、アカシアから食材に対して感謝を表していると話す。


 するとオーフィスも二人を真似して手を合わせた。


「この世の全ての食材に感謝を込めて……いただきます」
「いただきます」
「……いただきます」


 3人はそう言って手を合わせて感謝をする、その後アカシアがまず一口ハンバーグを食べた。


「……うん、美味い!今日も美味しいよ、フローゼ」
「お口に合って良かったわ。オーフィスはどう?」
「……」


 オーフィスもアカシアの動きを真似して箸でハンバーグを一口に分けて口に運んだ。


 まずジワッと肉の脂が口の中に広がった、そしてホロッと肉が崩れて歯で噛むと良い触感を感じる。


「どう、美味しい?」


 美味しいという言葉の意味は分からなかった、今までまともに何かを食べたことは無かったからだ。


 だがこの時オーフィスはとても幸せな気持ちになっていった。ただ栄養を得るだけではない、心が満たされて温かい気持ちになった。


「……美味しい」
「ふふっ、それは良かったわ」


 オーフィスはこの日初めて美味しいという言葉の意味を知った。


「……」


 そこからオーフィスは食を楽しんでいった、付け合わせのニンジンは甘くポテトはホクホクしててアクセントになった。ご飯も程よい炊き具合でお米の味がしっかり感じられる。


 側にあった新鮮なレタスとトマトのサラダはシャキシャキしていて美味しい、黄色い卵焼きは出汁が効いていて箸が進む。


 味噌汁はアサリとネギがたっぷり入っていて体の奥まで温まる、オーフィスは夢中になって食べ続けた。


 そんなオーフィスの姿をアカシアとフローゼは嬉しそうに見守っていた。


 そして気が付けばオーフィスは全ての料理を綺麗に完食していたのだ。


「……美味しかった」
「凄い勢いで食べていったな、見ていて気持ちが良かったぞ」
「こんなにも美味しそうに食べてもらえたなら、作った甲斐があったわね」


 オーフィスは満足そうにお腹を押さえてアカシアは空になった皿を見て笑いフローゼは嬉しそうに手を合わせた。


―――――――――

――――――

―――


「なるほど、君は次元の狭間をという場所から来たのか」


 その後オーフィスは今で二人に今までの経緯を話していた。


「フローゼ、確か君が元居た場所は日本という国だったな。次元の狭間という場所に覚えはないか?」
「……覚えはないわね。多分最初から知らなかったと思うの」
「そうか
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