第2話〜ゴッドと変態〜
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いった。
「世の中、捨てたもんじゃないですね。いい人もいる」
そうしていると、列車は花咲く都クロッカスに着いたのだった。
花咲く都クロッカス
フィオーレ王国の首都であり最重要都市である。
そして、王がいる居城……華灯宮メルクリアス。
巨大な城が都市の中央にある。
「さっさと、用事を終わらして帰らないと…………あんまり、ここは好きじゃないな」
ヨゾラは華灯宮メルクリアスを見ながら呟く。
過去に何かがあったのか分からないが少しの嫌悪感を残し目的の場所コーネリア・アルバルトの屋敷に向かうのだった。
華灯宮メルクリアス城内・玉座の間
ヨゾラと列車で別れた若者がフィオーレ王国の王様が居る、玉座の間に訪れていた。
「よくぞ参られた……ゴッドセレナ殿」
「遅れてゴッド申し訳ない……トーマ王よ」
この若者こそ、現聖天大魔道序列4位にして、イシュガル四天王
四竜のゴッドセレナである。
四竜……四つの竜のラクリマを身体に宿す竜の神に愛されたハイブリッド滅竜魔導師。
「して、ゴッドセレナ殿、頼んでいたことは?」
フィオーレ王国、王様トーマ・E・フィオーレがゴッドセレナに問いかける。
「言われていた周辺諸国の100の闇ギルドの殲滅に周辺諸国への牽制、全て任務成功。ゴッドの名にかけて」
ゴッドセレナは周辺諸国の100の闇ギルドの殲滅、諸国への牽制の任務を王からの任務を受けていた。ある目的を果たすために
「さすがは、イシュガルの四天王じゃ」
「それで、トーマ王よ。約束の代物はくれるんだろ?ゴッドワクワクしてたんだ」
ゴッドセレナはトーマ王に決めポーズを取りながら言う。
「もちろんじゃ、……アレをゴッドセレナ殿に」
トーマ王が言うと横に控えていた大臣が大事そうに小さな箱を持って近づいてくる。
「ゴッドセレナ殿、お受け取りください」
大臣は、小さな箱を開けてゴッドセレナに見せる
「これが、フィオーレ王国が保管していた四つの竜のラクリマ……ゴッド美しい」
ゴッドセレナは、箱を受け取り四つのラクリマを見る、その眼差しはキラキラとしてまるで子供がおもちゃを買ってもらったかのように、そしてこの竜のラクリマこそ
煉獄竜のラクリマ
海王竜のラクリマ
岩窟竜のラクリマ
暴風竜のラクリマ
「これが……フィオーレ王国が保管していた四つの竜のラクリマ……ゴッド感動!」
ゴッドセレナは竜のラクリマの圧倒的な姿に感動のあまり涙を流す。
「ゴッドセレナ殿よ、これより4つの竜のラクリマはお主の物じゃ」
「ありがたきゴッド感謝!」
ゴッドセレナはお礼とばかりに最高
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