8-5
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
つもの調子で解説してくれて
「そーかなーぁー でも 負けたらなんもならへんやないのー」
「それでも きっと 身についてるって!」と、若葉も皆を元気づけようとしていた。我らがキャプテンなのだから。
「だけど、来年は追い抜いてやる 全中も連覇する そて、高校に入ったら 全日本や」
「ちょっとー 花梨 頭おかしいんやないのー まず高校総体は?」
「はぁー そんなん 練習試合やー 全日本、オリンピック目指さなどうすんのん 水澄も一緒やでー」
(えぇー ・・・ この子 若葉と一緒で 何者なのー 加えて、香も変身してるしぃー こんなんが仲間なのー 私)
大阪大会まで日にちも無くって、コーチから代表メンバーの発表が有って
「初戦 トップ 燕 2番手 香 ダブルス 水澄と若葉 4番 美雪 5番 朝咲 2戦目 トップ 美麗 2番 花梨 ダブルス 水澄と若葉 4番 ひなた 5番 朝咲 以上 初戦も2戦目も 3勝先行だぞ! 落とさないつもりでやれ!」
帰りに皆で集まって、パンケーキを食べに寄って
「香 良かったね 選ばれたヤン」
「ウン 一応ネ ウチ 大丈夫やろうかー 公式戦なんて、初めてやしー それも 初戦やろー 負けてしもぉーたら 皆に迷惑かかるなぁー」
「アホッ 何のために練習してきたんやー ウチは試合無いし ベンチサイドに居るから、いざって時にはアドバイスもするから安心してー」と、花梨が言っていると
「花梨は2戦目の試合で、大阪大会は最後になるかもねー」と、若葉が言うと
「えぇー なんでー ウチはエースやって コーチもゆうてたんやでー」
「だからよー 考えてみて 順当なら 花梨 燕先輩 ウチ等 ダブルスやろぅ? 4番5番はわからんけどー ウチやったら 4番 香 5番 美麗先輩やなー これが太子女学園のベストメンバーやー そやけど 何で 初戦も2戦目もメンバーが違うと思う?」
「それは いろいろと試したいんちゃう?」
「それも あるけどなー 花梨を隠したいんやー いい? 花梨は去年は幸い 全中では団体一回戦にしか出てへんねん おそらくデーターがないんやー 特に、山手丘にもなー コーチ、監督の思いは 今年は 山手丘の秋元蓮花に花梨をぶつけるんつもりやー 花梨にしか勝てへんからな そやから、対戦まで秘密にしておきたいんやー だから、春の時の対校試合でも花梨を使わへんやったやんかー」
「う〜ん 響先輩からも あん時 そんな風なこと言われた 足が調子悪かったのもあるけどなー」
「監督とコーチは今年の全中制覇を狙ってるの 去年は思いかけず1年の見沼川七菜香も居てやられたからね 今年はリベンジって思ってるわ」
「なるほどねー 若葉の解説は説得力あるねー なんで
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ