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嫌われ者達のクリスマス
第六章
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むのだ」
「ですね、お姉ちゃんいなくても」
「そうしたことを楽しめばいいですね」
「そうだ、私は不倫を楽しんだが」
 自分はというのだ。
「そうしたことに縁がないならな」
「はい、じゃあ行ってきます」
「今から」
 二人も頷いてだった。
 実際に変身を解いて難波のとあるカラオケボックスに入って歌って騒いだ、そこでワインもケーキも鶏料理も堪能した。そうして何だかんだで楽しいクリスマスを過ごしたが。
「用件を聞こう」
「死ね、変態!」
 ブリーフ13はその身体をトレンチコートを両手で全開にさせてまだホテル街にいた、そのうえで怒鳴られていた。彼のクリスマスはこうであった。


嫌われ者達のクリスマス   完


                    2024・12・26
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