第二章
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「それなら」
「どうしたものかな」
「そうですね、色々な人の絵を見て勉強したらどうですか?」
「ファンタジーな街で」
「はい、そうしたらどうですか?」
こう言うのだった。
「ここは」
「そうしようか」
「あの、そういえば」
ここで菫は思い出したみたいに言った。大輝の後ろで右手の人差し指を立てて気付いた様な顔になって言った。
「最近AIイラストありますね」
「あるね」
大輝も確かにと応えた。
「何でも単語や文章入力して作るんだよね」
「そうなんですよ」
「それで絵心ない人も」
「絵を描けるね」
「はい」
そうだというのだ。
「これなら」
「そうだよね」
「それで、ですけれど」
菫はあらためて言った。
「先輩そちらも観てみますか?」
「アイディアを得る為に」
「どうでしょうか」
「そうだね」
大輝は人の話を聞く、それでこう答えた。
「それじゃあね」
「これからだね」
「そっちも見てみるよ」
「単語や文章を入力すれば」
それでというのだ。
「本当にです」
「イラストが出来るから」
「見てみて下さい」
「それじゃあね」
そうした話をしてだった。
大輝は部活の後でそうした街のイラストを検索していった、そしてAIイラストも見てみるとだった。
確かに英語の単語や文章を入力して作られていた、そうした街もその様にして作られていた。それを見てだった。
不意にだ、彼は自分もだった。
ものは試しととあるAIイラストサイトに参加した、そのうえで。
グーグル検索も用いて自分が思うファンタジーな街の単語や文章を書いて辞書を見てグーグル翻訳も使って英訳してそうしてであった。
イラストを作るとだ、これが。
「出来たんですか」
「こんな街がね」
見れば魔女達が箒に乗って空を飛び交っていて。
東欧風だが何処か違和感がありカラフルで奥に多くの尖った塔がある城が見える。その城は金色に輝き。
夜空でその空には月が二つある、大輝は菫にそのAIイラスト自分のスマートフォンニダしたそれを見せつつ話した。
「これはっていうAIイラストを参考にして」
「作ったんですね」
「一瞬で出来たよ」
そのAIイラストはというのだ。
「英語や英文をプロンプトにして作成のボタン押したら」
「そうしたらですか」
「もうね」
「すぐに出来たんですね」
「うん、それでこのAIイラストを参考にして」
そうしてというのだ。
「描いていくよ」
「そうされますか」
「AIイラストを見て」
大輝はこうも言った。
「それを参考にして描けばよかったとね」
「私思います」
菫はまさにと答えた。
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