第三千八百四十一話 ライオンは実は
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第三千八百四十一話 ライオンは実は
フランスはイギリスに真剣なお顔で言いました。
「ライオンは常に雄が出るよな」
「紋章とかだとか」
「けれどな」
それでもというのです。
「ライオンの雄ってな」
「ああ、実はな」
イギリスも知っていることでした。
「雄はあまり動かないんだよ」
「雌が動くな」
「そうなんだよ」
そうした習性なのです。
「これがな」
「そうだよな」
「鬣が恰好いいからな」
アメリカはそれでと言います。
「だから雄だな」
「それで百獣の王と言われるある」
中国も言います。
「そうあるよ」
「そうなんだよな、これが」
イギリスも鬣の存在を言います、ライオンがいつも雄が出て来るのはその鬣が恰好いいからなのです。
第三千八百四十一話 完
2024・12・24
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