暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第四十二話 決戦その三

[8]前話 [2]次話
「戦うが」
「ゴセイジャー達の援護に回ろう」
 クワガタオージャーが応えた。
「そうしよう」
「そうだ、ゴセイジャーの組織は三つだ」
「戦うね」
「それならだ」
「うん、ゴセイジャーの方に行こう」
「俺達はな」
「しかしだ」 
 パピヨンオージャーが言ってきた。
「ギアの者達が見当たらないが」
「予備戦力ですな」 
 ハチオージャーはそうであることを瞬時に見抜いた。
「彼等は」
「そうだな、ではだ」
「戦局が動けば」
「その時はだ」
 まさにというのだ。
「出て来るな」
「そうなります」
「わかった、ではな」
「はい、これより」
「敵を倒していこう」
 こう言うのだった。
「全員でな」
「絶妙な配置ね」
 カマキリオージャーは城内の敵の配置を見て言った、全体を一瞥してすぐにその配置の状況を確認したのだ。
「これは」
「簡単には攻められない」
 スパイダーオージャーもそのことを察した。
「敵もさるものだ」
「しかしそのことはわかっているからね」
「そして訓れも積んできた」
「だからね」
「ここはだ」 
 是非にというのだった。
「その様にしてだ」
「戦っていきましょう」
「ここはな」
「チーム内で攻防を分ける」 
 オオクワガタオージャーは極めて冷静だった。
「訓練でもそうしてきたからな」
「うん、今もね」
「そうして戦えばいい」
 クワガタオージャーに告げた。
「それだけだ」
「その通りだね」
「ではだ」
「うん、これからね」
「そうするぞ」
「じゃあいこう」
「皆、訓練でのことを活かしていくけれど」
 それでもとだ、リュウレンジャーが言ってきた。
「臨機応変にね」
「戦っていかないとな」
「決まり決まった動きだとね」
 シシレンジャーに話した。
「簡単にね」
「動きを読まれるよな」
「動きを読まれたら駄目だから」
 だからだというのだ。
「ここはね」
「臨機応変にな」
「アドリブ利かしていこうね」
「そうしていこうな」
 この話通りにだった。
 戦隊の面々はそれぞれ攻撃に入った、城内においてそれぞれが戦ってきた組織と主に戦い続けた。そうしてだった。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ