暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第142話 明かされる過去の話!オーフィスとアカシアの出会い!!
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するとそこにトリケラトプスのような生物がオーフィスの前に現れた。自身の縄張りに突然現れたオーフィスを警戒しているようだ。


「ブオォォォォッ!!」


 そして敵と判断した『サイクロントプス』はオーフィスに突進をする、オーフィスは魔力弾を放つが弾かれてしまう。


 そして油断していたオーフィスは角を腹に受けてしまった。いつもならなんてことないのだが血が出て痛みを感じた。


「……痛い」


 オーフィスは角を掴むとそのまま上空に投げ飛ばした。だがサイクロントプスは首の部分を回転させて宙を飛び始める。


 そして回転しながらオーフィスに突撃してきた、彼女はジャンプして回避するが回避しきれずに足に傷を負った。


「面倒」



 体が不調なのでオーフィスは逃げ出した、だがそれ以外にも様々な猛獣がオーフィスに襲い掛かってきた。


 今まで自分に喧嘩を売ってくる生物などいなかった、グレートレッドはオーフィスが売る側だったのでオーフィスは少し新鮮な気持ちを味わっていた。


「ここに逃げ込むとする」


 とはいえダメージを負い過ぎて流石に疲れたオーフィスはとある洞窟に逃げ込んだ。いつもなら一瞬で治る傷も今は回復が遅い、このまま攻撃を喰らい過ぎれば無限と呼ばれた自分も危ないかもしれない。


「……いっそそれも良いかもしれない」


 だがオーフィスは生きる意味を持っていなかった。気が付けば意識が有り生まれていた、力を振るい他社を圧倒している内に『オーフィス』と呼ばれ勝手に恐れていった。


 今は次元の狭間という何もない空間で永遠の静寂を得る事が目的だった、だがこのまま死ねばそれも静寂を得る事になるのかもしれないとオーフィスは思ったのだ。


「君は……なぜこんなところに少女が?」


 すると声をかけられてオーフィスは意識を覚醒させた、ボーッとしていたので男の接近に気が付かなかった。


「……」
「待て、私は敵じゃない。話は通じるのか?まずは対話しようじゃないか」


 オーフィスはコクリと頷き立ち上がった。


「なっ!?君裸じゃないか!」
「それがどうした?」
「兎に角これを着なさい!」
「……」


 男はオーフィスが座り込んでいて長い髪で隠されていたので裸だった事に気が付かなかった。男は自身が着ていたフードを渡す、オーフィスはそれを黙って着るのだった。


「よし、これでいいな。臭いかもしれないが我慢してくれ」
「分かった」
「それでは質問だ、君は人間なのか?何か獣のような気配も感じるのだが……」
「我は……」


 オーフィスは気まぐれで男と対話を始めた。自分の名前や何処から来たのか、色々話すこ
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