暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第142話 明かされる過去の話!オーフィスとアカシアの出会い!!
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かけて作ってきたじょ」
「わーい」


 無表情で両手を上げて喜ぶオーフィス、節乃お婆ちゃんとも知り合いみたいだが凄く仲が良さそうだな。


「節乃、可愛くなってて我驚いた。女はいつでも美しい、昔聞いた言葉は事実だった」
「あんら〜?零蝶さんってばお上手じゃのう〜?サービスで一品多くしとくじょ?」
「いえーい」


 またまた表情を変えずにピースをするオーフィス、先ほど天変地異を起こしかけた人物だとは思えないくらい気さくな感じだな。


「おい一龍、お前なんでオーフィスと知り合いだったって言わなかったんだよ?」
「オーフィスとは誰じゃ?」
「そこにいるゴスロリ着たチビのことだよ!」
「零蝶姉さんの事か?」


 アザゼル先生が親父にどうしてオーフィスの事を教えなかったんだと問い詰めるが、親父はオーフィスと言う名前に首を傾げている。


「イチちゃん、どうやら零蝶姉さんの事らしい。ワシもさっき知ったんじゃ」
「そうなのか、ワシは物心が付く幼い時から零蝶姉さんはそう呼んどったから分からんかったわい」


 先に話を聞いていた次郎さんが親父に説明していた。親父の幼い頃って……もう500年は生きてるんだよな?そんな昔からオーフィスと一緒にいたのかよ。


「我、一龍のおしめも変えたことがある。一龍は昔は甘えん坊で我によく抱っこをせがんできた」
「そ、それは言わなくてええじゃろうが」


 珍しく顔を赤くした親父が照れながらオーフィスを止めた、何か新鮮だな。


「……」
「うん、どうしたんじゃ。姉さん?」
「三虎はいないの?」


 その言葉に先程まで穏やかだった空気が一瞬で凍り付いてしまう。三虎って美食會のボスだったよな、確か親父たちと同じアカシアの弟子の一人だったんだっけ……


「……姉さん、済まない。アイツは今も飢え続けている」
「……そう」


 親父は悲しそうにそう呟くとオーフィスも何かを察したのかそれ以上は何も言わなかった。


「え、えっととりあえずまずは乾杯しよっか。ほら、皆お腹空いたでしょ?」


 重くなった空気を変えるためにそう話をする。すると空気が変わってまた穏やかな空気が流れ始めた。


「皆ジョッキは持った?それじゃあオーフィスさんとグレートレッドさんとの出会いに乾杯にゃ〜ん!」
『乾杯!!』


 黒歌の号令と共にジョッキを上げて一気に中身を飲んでいく俺達、因みに中身はジュースだ。


 その後皆は思い思いに食事を楽しみ交流をしていく。


「うまっ!こんな美味しい物初めて食べた!」
「本当に美味しいわね、こんなもの食べちゃったらもう自炊で満足できなくなっちゃう」
「会長、これめっちゃ美味いっす
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