第四十一話 決戦前夜その十
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「ぐっすり寝よう」
「明日に備えてな」
「そして」
そのうえでというのだ。
「戦おうね」
「万全の状態でな」
「そして」
プリシャスはさらに言った。
「明日は早く起きて」
「皆さんです」
バリゾーグが言ってきた。
「しっかりとです」
「朝食をね」
「摂って下さい」
そちらをというのだ。
「やはりです」
「朝はね」
「しっかりと召し上がり」
そうしてというのだ。
「そしてです」
「戦いに向かおうね」
「朝食もです」
それもというのだ。
「量も栄養バランスも」
「かなりのものだね」
「そうなっています」
こう言うのだった。
「この度も」
「うん、三食しっかり食べるべきで」
「朝食もです」
「そうでないと駄目だからね」
「ですから」
それ故にというのだ。
「明日の朝はです」
「早く起きてね」
「そうしてです」
「食べることだね」
「サラダもあります」
「それも沢山だね」
「そうなっています」
「朝にサラダはいいね」
プリシャスは明るい声で応えた。
「とてもね」
「栄養があります」
「うん、お野菜に果物を」
「多く召し上がり」
そうしてというのだ。
「ビタミンを補給し」
「蛋白質やカルシウムもね」
「卵や乳製品や」
「ベーコンやソーセージやハムでね」
「摂りましょう」
「そうしようね」
「朝からたらふく食えるならな」
メドゥはそれならと話した。
「強いな」
「はい、エネルギーが補給出来るので」
バリゾーグはそれでと答えた。
「ですから」
「そうだよな」
「それで、です」
是非にと言うのだった。
「今日はよく眠られ」
「朝早く起きてな」
「そうしてです」
「たらふく食ってな」
「後はウォーミングアップをされて」
そうもしてというのだ。
「そしてです」
「戦うことだな」
「はい」
強い声での返事だった。
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