第三百七十四話 周辺国家達その五
[8]前話 [2]次話
「そのうえでね」
「ことが為る様にしますね」
「そうするわ」
アマードに確かな声で話した、そうしてだった。
使者を送り返事を待った、すると五人全員がだった。
「前向きになの」
「はい、皆です」
アマードはアレンカールに話した。
「僕達とお話がしたいとです」
「言ってるのね」
「はい、それもです」
アマードはさらに話した、サンパウロの市庁舎の中の自分達の執務室のソファーに向かい合って座って話している。
「五人全員が皆で、です」
「やっていきたいとなのね」
「言っています」
「皆平和主義とわかっていたけれど」
「まさに全員です」
それこそというのだ。
「その様にとです」
「言ってるのね」
「はい」
そうだというのだ。
「僕達と仲よくしていきたい」
「ほな会談は」
「ブラジルにです」
即ち自分達の国にというのだ。
「ボリビア、ペルー、パラグアイ、ベネズエラ、エクアドルで」
「合わせて六ヶ国で」
「共にやっていきたいと言っています」
「それぞれの使者が言っているのね」
「左様です」
「後でそれぞれの使者とお話するけれど」
「それならですね」
「ええわ」
アマードに微笑んで答えた。
「それならね」
「その様にですね」
「やっていくわ」
是非にというのだった。
「あたいもそうでありたかったし」
「そやからですね」
「会談を行いましょう」
「七人でのそれを」
「そう、そしてね」
そのうえでというのだ。
「それで統一されれば」
「よしですね」
「最善よ、では使者達からお話を聞くわ」
アレンカールは笑顔で言った、そしてそれぞれの国に送った使者の話を聞くとまさにアマードの言う通りであり。
それでだ、彼は言ったのだった。
「ほな後は場所よ」
「会談場所ですね」
「何時開催するかもね」
「そうしたこともお話して」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「決めましょう」
「そうしますね」
「そう、そして」
そのうえでというのだ。
「正式にね」
「会談を行いますね」
「そうしましょう」
こう言うのだった。
「これからはね」
「そうですか」
「そしてね」
今は共に昼食を食べるアマードにさらに話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ