第三百七十四話 周辺国家達その四
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「最善よ」
「そうですね、拳も床もです」
「遠慮したいわね」
「僕は暴力は嫌いで」
アマードはそれでと話した。
「女の人は嫌いやないですが」
「同性愛でもないと普通はそうよね」
「それも三次元も」
「二次元はどうかしら」
「嫌いやないです」
そちらもというのだ。
「実は」
「そうなのね、まああたいも好きな娘いるけどね」
「二次元でも」
「ええ、それでアマードちゃんも女の子はなのね」
「嫌いやないです」
「そうなのね」
「はい、そやけどです」
それでもというのだった。
「国木田先輩の様に肉食過ぎますと」
「引くわね」
「かなり」
実際にというのだ。
「そうなりまして」
「アマードちゃんはああした娘は苦手ね」
「式まではええですが」
「そこから即座に初夜に入るのはね」
「それも四十八手まで言われますと」
「あの娘それの全部の名前とどういったものか言えるのよ」
「そのこともです」
アマードは実際に引きつつ述べた。
「僕はです」
「引いてよね」
「苦手です」
「流石にね、あれで男の子と手を握ったこともないのよ」
「経験は、ですね」
実際のというのだ。
「あらへんですね」
「そうなのよ」
「それもです」
「引くわね」
「全く経験がなくて、ですから」
「四十八手やからね」
「どうも。ただお相手はですね」
その人はというと。
「お一人ですね」
「旦那さんだけよ」
「そう公言されていますね」
「物凄く真面目な娘やからね」
「浮気なぞはですね」
「せえへんからよ」
だからだというのだ。
「そうしたことはね」
「絶対にされへんですね」
「そうなのよ」
「そうですね」
「ええ、けれどほんまにね」
「話し合いやなくて床というのは」
「あたいも困惑するわ」
こう言うのだった。
「ほんまにね」
「左様ですね」
「それで話し合いで済むなら」
「ええですね」
「そう、ではね」
「これからですね」
「話し合いの準備をして」
そうしてというのだ。
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