第三百七十四話 周辺国家達その三
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「僕でよければ」
「ほなね」
「宜しくお願いします」
「五人でお話しましょう」
「そうですね、いえ」
ここでアマードはふと思ってアレンカールに提案した。
「ボリビアのチェチーリアさん、ペルーのアルゲダス君、パラグアイのイザベルさんですね」
「その三人よ」
「そこにです」
アレンカールに考える顔で提案していった。
「ベネズエラのガブリエラさん、エクアドルのファラさんもです」
「七者会談にするの」
「どの人も人の星の人で」
「アマードちゃんと同じね」
「どの人も僕の友達ですし」
「そう、アマードちゃんお友達多いのよね」
「有り難いことに」
アマードは微笑んで答えた。
「そうです」
「その性格故ね、起きた世界でそうね」
「こちらの世界ではまだお付き合いがないですね」
「あたいも五人とは結構仲ええし」
「ほなです」
「ええ、ここはね」
まさにとだ、アマードは言った。
「七者会談にしましょう」
「五者ではなく」
「これが成功したら一気にね」
「南米北部の殆どを掌握しますね」
「南米の大半をね」
これだけの領土をというのだ、アレンカールはアマードに対してその目から強い光を放ちつつ話した。
「手に入れられるわ」
「ほなですね」
「ええ、五ヶ国の五人にね」
「使者を送って」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「会談を提案しましょう」
「これからどうしていくか」
「そう、出来ればあたい達の勢力に入る様にね」
「提案しますね」
「そうしましょう」
こう話してだった。
アレンカールは次の戦略を決定した、そして五ヶ国にそれぞれ自分達を入れた星の者七人で会談を行うことを提案する使者を送る準備に入った。
その状況を見てだ、アレンカールは言った。
「順調ね、ほなね」
「五人が頷いてくれたら」
「そうしたらね」
「会談ですね」
「そうするわ」
アマードに笑顔で話した。
「皆それならとなってくれたらええけど」
「皆平和的なので」
「そうした子達ね」
「はい、戦よりもです」
「お話ね」
「それでことを終わればええという人達なので」
「いけるわね、これがね」
アレンカールは笑って話した。
「今回のお話アルゲダスちゃん以外は女の子ね」
「それが何かありますか?」
「同じ女の子でも愛ちゃんとか碧ちゃんとか日毬ちゃんになると」
「三年、天の星の方々ですね」
「あの娘達になるとね」
それこそというのだ。
「話し合いよりもね」
「拳で、ですね」
「碧ちゃんになると床になるから」
「床で語り合う、ですね」
「結婚式の後でね」
「そやからね」
「話し合いで収まるなら」
それならというのだ。
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