プロローグ的な何か
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拝啓 世界の皆様。
皆様は今何をしているんでしょうか?
幻想を壊したり、剣を複製したり、性欲を持て余したりしているのか。
私は今・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
知らないお爺さんに絡まれています・・・・・・・・・・・・
一体どうしてこうなった・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺の名前は統堂 流儀。特に価値もなく、毎日を無駄に過ごしている人間である。
皆と同じように生き、皆と同じような趣味を持ち、みなと同じような人生を歩んできた、つまらない男だ。
ちなみにこんな考えだが、まだピチピチの15才の中学生である。
「つまらない。本当につまらない」
と、まぁこんな感じに毎日に飽き飽きしているのである。
俺にとっては世界は平凡で、未来は退屈で、現実は適当なのだ。
今日も今日とて平凡に授業を聞き、コンビニで買ったコーヒーを飲みつつ帰っていた。
「・・・・・・・・・ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「チッ、もうなくなったのかよ」
中身のなくなった缶を上に投げる。
ヒュ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラーン。
ここから俺の意識は消えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜回想終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・・・・・・・ね?わかんないでしょ?
まぁ、平凡な俺は人並に二次創作も読んでたから対処法はわかりますけど。
「爺さん。とりあえず状況を教えろ」
「うむ。お主毎日がつまらないのじゃろう?だから呼んだんじゃよ。」
「そうかい。ならここは何所だ。そしてアンタは誰だ」
「この場所に名はないよ。お主と会うために創ったただの空間じゃ。そして儂にも名前はないよ。
今まで『神』『観測者』『傍観者』『根源』などと呼ばれてきたが、どれも二つ名のようなものじゃ」
「『神』ね・・・・・・・・・・
なら何の用なんだ。こっちも暇じゃないんだが」
ったく、帰ったらやることあるってのに。
「そう急かすな。お主はつまらないと言った。たまたまそれを聞いての。つまらないなら儂の娯楽に付き合ってもらおうと思ってな」
『神』と言った爺さんはそんなことを言った。
「娯楽だと?」
「そうじゃ。お主には『TYPE-MOON』に行ってもらいたい。そこで
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