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夢幻水滸伝
第三百七十四話 周辺国家達その一

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                第三百七十四話  周辺国家達
 ギアナ、ガイアナ、スリナムといったブラジル北方の諸地域を全て掌握したアレンカールはアマードに話した。
「戦にならへんでよかったわね」
「掌握にあたってですね」
「どの街や村も使者を送るとこっちに入ってくれたから」
 だからだというのだ。
「ほんまにね」
「よかったですね」
「ええ、けれどね」
 コーヒーを飲んでから真剣な顔で述べた。
「これからはわからへんわよ」
「どうなるかはですね」
「もうね」
「相手の星の人がどうか」
「こちらが戦は望まへんでもね」
「あくまで戦うというのなら」
「仕方ないわ」
 三時に向かい合っておやつを食べつつ話した、おやつはフルーツ菓子でそれを二人で一緒に食べながら話をしている。
「やっぱりね」
「戦いますね」
「そうするわ」
 こう言うのだった。
「その時はね」
「その為に軍も整えていますし」
「戦うわ、そやけどね」
 それでもというのだった。
「軍を動かす用意はね」
「常にですね」
「しておいてね」
「やっていきますね」
「何かあってから動くんやなくてね」
「何があってもですね」
「即座に動く様にね」
 その様にというのだ。
「しておくのよ」
「若し相手が戦うというのなら」
「即座にね」
「軍を向けますね」
「そうして戦ってね」
 そのうえでというのだ。
「降すわ」
「そうしますね」
「そのつもりでね」
「ことを進めますね」
「そうするわ、それでどの国からね」
「話をしていくか」
「それが大事よ、やっぱりね」
 菓子、キンジンを食べつつ言った。
「戦略として優先順位はよ」
「立てていきますね」
「そうしてね」
 そのうえでというのだ。
「やっていきましょう」
「優先順位ですね」
「やっぱり周辺国からよ」
「話をしていきますか」
「我が国のね」
「そうですか」
「それでね」 
 アマードにさらに話した。
「具体的に言うとコロンビアとかパラグアイとかね」
「そうした国々ですね」
「我が国は広いからね」
「その分国境を接している国は多いですね」
「そやからね」
 だからだというのだ。
「ここはね」
「周辺国からですね」
「話をしていくわ」
「そうしますね」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
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