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駄目な支店だったのが
第二章

[8]前話
 部下達にもガイドをする観光客の地域や国を話した、するとだった。
「行ってみるか」
「そこに」
「旅行行きましょう」
 こう言う地元の人達が出てだった。  
 支店に来た、そうして旅行に行った。それでそちらの業績は好転した。中畑はそれを受けて部下達と話した。
「工夫だよな」
「そうですね」
「旅行に行ってもらうにも」
「何処がどういった場所か言う」
「ガイドの時に地元の人に」
「そうしたら興味を持ってくれますね」
「そうだね」
 まさにというのだった。
「ガイドする人達から何処から来られたか聞いて」
「その地域や国のことを沖縄の人に話す」
「そうして興味を持ってくれたら」
「旅行に行ってくれますね」
「そうなりますね」
「そうだね、興味がないなら」
 それならというのだ。
「興味を持ってもらう様にね」
「話せばいいですね」
「そうしたらいいですね」
「いい場所だってことを」
「面白おかしくでも」 
 中畑はそれでもと話した。
「興味を持ってくれる様に話したら」
「そうしたらですね」
「行く人も出る」
「それでうちにも来てくれて」
「業績が上がりますね」
「そうだね、仕事は工夫で」 
 そうであってというのだ。
「旅行に行ってもらうこともね」
「同じですね」
「話して興味を持ってもらう」
「そうすればいいですね」
「そうだよ、それでリピートの人も増えてもらって」
 今後はというのだ。
「さらにね」
「新規の人もですね」
「話していって」
「そうしてですね」
「行ってもらいますね」
「そうしていこう」
 これからもとだ、中畑は部下達に言ってだった。
 自ら率先してそうしていった、そして支店の業績を好転させ以後この支店の営業スタイルとして定着し業績はいいままとなった。それで彼は名支店長と言われたのだった。


駄目な支店だったのが   完


                  2024・12・20
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