第八十七部第五章 外の世界の動きを無視しその十二
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「副首相として」
「国防にですね」
「携わっていきます」
そうしていきというのだ。
「これからも」
「左様ですね」
「軍事を学びながら」
そうしつつというのだ。
「そうしていきます」
「ではお励み下さい」
「その様に」
ハンバーグを食べつつ述べた、そして。
ハンバーグが終わるとデザートだった、桃やすぐりそれにチェリーを使ったケーキがデザートだった。そのケーキを食べつつ。
貴族はアランソに今度はこの話をした。
「今年オリンピックが開かれますね」
「エウロパの中で」
「楽しみです」
アランソは笑顔で述べた。
「四年に一度の祭典ですから」
「平和のですね」
「私はオリンピックが好きですから」
だからだというのだ。
「楽しみです、欧州大会も」
「そちらもですね」
「好きでして」
それでというのだ。
「楽しみです」
「そうですね、エウロパでは参加国は同じですが」
「オリンピックと欧州大会では」
「欧州大会は欧州だけですが」
参加国はというのだ。
「オリンピックではマウリアも加わる」
「そうなっていますね」
「そうですね、ただ」
貴族はここでこう言った。
「マウリアは」
「連合のオリンピックにも参加していますね」
「左様ですね」
「両方のオリンピックにです」
アランソも言った。
「参加しています」
「マウリアはですね」122
「はい」
「両方のオリンピックに参加し」
「交流しています」
「そうしていますね」
「オリンピックは元々一つでした」
アランソはその歴史の話もした。
「エウロパが地球を出るまでは」
「国連を脱退するまでは」
「そうでした、オリンピックもです」
これもというのだ。
「そこからです」
「連合は連合で」
「エウロパはエウロパで」
その様にというのだ。
「行われる様になりました」
「そうなりましたね」
「そして今に至ります」
「同じ年に開催されますが」
「エウロパはエウロパで」
そしてというのだ。
「連合は連合で」
「開催されていますね」
「そうなって千年です」
「思えば長いですね」
「平和の祭典も」
そのオリンピックもというのだ。
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