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ハッピークローバー
第百五十二話 化学と科学その四

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「させたりね」
「それは問題外ね」
「馬鹿な先生だと怪我する様な練習とかさせるしね」
「効果があるとか言って」
「うん、禁止されている様なことも」
 そうしたものもというのだ。
「させたりするから」
「馬鹿な先生っているしね」
「無茶苦茶多いしね」 
 日本にはだ。
「それでね」
「怪我とかするわね」
「体罰なんて論外だし」
「暴力はね」
「その体罰だってね」
 その行ってはならないこともというのだ。
「ビンタ一発で済むならね」
「ましなのよね」
「もう虐待レベルで殴る蹴る罵る」
「滅茶苦茶やるのよね」
「もう相手をゴミか何かと思っているから」
 だからだというのだ。
「とことんね」
「暴力振るえるのよね」
「虐待レベルのね」
「DVする親と同じよね」
 そうした教師はとだ、理虹も応えた。
「結局は」
「うん、そんな先生はお家でもね」
「暴力振るうわね」
「奥さんや子供にね」
「生徒にそうするなら」
「ご家族にもだよ」
 それこそというのだ。
「平気でね」
「殴って蹴るわね」
「罵ってね、そしてそんな先生は安全とかね」
「考えないわね」
「そして何かあっても」 
 事故が起こってもというのだ。
「責任なんて取らないよ」
「そんな先生が責任取るなんてね」
「有り得ないよ」
 古田は断言した。
「そんな先生はね」
「暴力振るうのも最低だけれど」
「責任を取らないことでもね」
「最低よね」
「そんな先生のいるところは逃げないと」
 さもないと、というのだ。
「何があっても不思議じゃないよ」
「事故も起こるわね」
「馬鹿なことさせてね」 
 生徒達にというのだ。
「実際馬鹿だから」
「そんな先生は」
「いい人は釘にならなくて」
 そうであってというのだ。
「いい人は学校の先生にはならなくて」
「それでよね」
「危険なことも何もわからないでね」
 もっと言えば勉強もしていない、一般社会では通用しないレベルで努力せず人格や能力に問題のある輩が教師になることが多いのだ。
「むしろそうしたことさせて成功したら」
「成功したら?」
「自分の得点になると思って」
 それでというのだ。
「させるから」
「無理にでも」
「危ないことイコールレベルの高い者だって勘違いしていて」
 そうであってというのだ。
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