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八条学園騒動記
第七百七十九話 お茶についてもその十

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「かなり変わった人ね」
「あっちじゃね」
「やっぱりそうなるわね」
「日本でマイナーな産業やスポーツには進出しないし」
「文化でも」
「そう、何でもね」
「日本でどうか」
「技術でも日本が有名な技術をね」
「必死に身に着けて」
「対抗して」 
 日本にというのだ。
「それでね」
「そのうえっていうのね」
「日本にどうだって見せ付けるのよ」
「日本関係なくそれぞれの得意ジャンルに進めばいいんじゃ」
「だから日本がどうかだから」
 韓国の基準はというのだ。
「そうなるのよ」
「どうしても」
「そう、どうしてもね」
 実際にというのだ。
「そうなるのよ」
「国家戦略色々間違えそうね」
「実際そう言われてるわ」
 アンネットはウォッカを飲んでからクールに答えた。
「よくね」
「やっぱりそうなのね」
「その国に合った国家戦略を見出してそこに力を入れるべきなのに」
 そうすべきだがというのだ。
「けれどね」
「韓国は日本を見て」
「日本みたいになるか」
 若しくはというのだ。
「日本に対抗するか」
「どっちかで」
「国家戦略もね」
「自分達を見ないで」
「そうしてやっているからね」
「歪になるのね」
「そうなのよ」
 こう言うのだった。
「ずっとそうだけれどね」
「二十世紀から」
「発展していても」
 連合の中でというのだ。
「けれどね」
「それでもよね」
「やっていることはね」
「何でも日本を見てやっていく」
「そうだから」
 それでというのだ。
「どう見ても日本が好きで」
「色々歪になっているのね」
「そうなのよ、まあ日本を嫌いじゃないってことは」
 日本人の彰子に話した。
「わかってね」
「ええ、よくわかったわ」
 彰子はこう答えた、そしてだった。
 飲み終わると二人と一緒にスーパー銭湯を後にした、そうして家に帰ってゆっくりと休んだが肩凝りは完全になくなっていた。


お茶についても   完


                  2024・9・9
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