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八条学園騒動記
第七百七十九話 お茶についてもその九

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「お米で造ってることは同じだから」
「そう言えるのね」
「そして清酒も造ってて」
 韓国ではというのだ。
「日本酒でなくね」
「韓国酒ね」
「そう呼んでね」 
 そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「飲んで」
「連合中に言ってるのよ」
「ヤンデレって相手の人のこといつも言うわね」  
 アロアはこのことを指摘した、三人共飲んでいる酒もつまみも変わっておらず彼女も白ワインとチーズを楽しみ続けている。
「よくも悪くも」
「ひたすら想ってるからね」
「だからよね」
「そう、だからね」
 その為にというのだ。
「韓国もヤンデレだから」
「人じゃなくても」
「日本のことをいつも意識していて」
 そうしていてというのだ。
「それでね」
「言ってるのね」
「そうよ」 
 まさにというのだ。
「これがね」
「何でも日本ね」
「挙句それぞれの星の生態系も」
 これもというのだ。
「日本と比較するのよ」
「そんなの比較してもどうにもならないでしょ」
 アロアはアンネットのその話を聞いて眉を顰めさせて言った。
「別に」
「だからヤンデレだから」
「比較するのね」
「生きものの種類が日本のどの星系より多いとか」
「それぞれの星系が言うの」
「少ないとかね、星の数も言うし」
 そうしたこともというのだ。
「兎に角ね」
「日本がどうかなのね」
「韓国はね」
 ひとえにというのだ。
「そうなのよ」
「確かにややこしいわね」
「本当にややこしくて」
 実際にというのだ。
「こうして私達のお話のタネにもなってるのよ」
「お風呂に入ってる時から」
「お風呂も真似てるし」
 日本の入浴文化もというのだ。
「あそこはまず日本ではどうか」
「そこからはじまるのね」
「日本で何もないと」
 それならというのだ。
「一切興味持たないしね」
「一切ってのが凄いわね」
「国全体でね」
「じゃあ日本で流行っていないことに興味持ったら」 
 アロアはそうした韓国人もいると考えて言った。
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