第三千八百二十八話 あってはいけない
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第三千八百二十八話 あってはいけない
ドイツは生贄、人柱について言いました。
「あんなものは神様も求めていない」
「左様ですね」
「信仰が大事でだ」
「捧げものは食べもの等でいいですね」
「そうだ、生贄なぞだ」
日本に絶対にと言います。
「あってはならない」
「だから毛利元就さんは正しいですね」
「そして織田信長さんは見事だ」
「墓石やお地蔵さんを結界にして」
「霊的な結界にしたことはな」
まさにというのです。
「本当にな」
「いいことですね」
「そうだ、これからもな」
ドイツはさらに言いました。
「そんなものはなくていい」
「私もそう思います、松江城のお話もです」
「真実ならばな」
「とても悲しいことですから」
日本も思うことでした、生贄といったものは何処でも二度とあってはならないものであるというのです。
第三千八百二十八話 完
2024・12・17
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