暁 〜小説投稿サイト〜
コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第一部 皇都編
第二十七章―双剣―#11
[10/10]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
を振るった。黒い剣に両手剣を弾かれて、ヴァルトさんがたたらを踏む。
魔獣は手首を返して、ヴァルトさんに剣を振り下ろしたが、ヴァルトさんの足元から起ち上がった巨大な氷刃が阻んだ。氷刃は砕かれたものの、ヴァルトさんに魔獣の剣は届かない。
魔獣から距離を取ったヴァルトさん───レド様とレナス、ラムルとジグが各々の武具を構えて、黒い魔獣を鋭く見据えた。
私も立ち上がって【聖剣】を握る左手に力を籠め、魔獣を見据える。
レド様とレナスに余計な心配をかけてしまった。ラムルにも手間をかけさせた。
今ここで、あのときの記憶を思い出した意味は後で考えよう。ラムルに助けてくれたお礼を言うのも後だ。
今は────仲間たちと共に、この黒い魔獣を討つ…!
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ