第四十一話 決戦前夜その八
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「そうなるからね」
「飲まれますね」
「そうするわ」
言いつつまた飲んだ。
「それでよく寝るわ」
「睡眠もお肌にいいのだ」
「尚更ね、美容には気を付けないとね」
「そうです、戦おうともです」
インサーンが言うには。
「美しくあれ」
「そうよね」
「永遠の十七歳であるべきです」
「インサーンさんみたいに」
「そうです、例え娘が成人しても」
自分のというのだ。
「十七歳でいられる様に」
「そうなる様にね」
「美容には気を付けて」
そうしてというのだ。
「戦いそして」
「他のお仕事もね」
「していくべきです」
「その通りね」
マーダッコはインサーンのその言葉に頷いた。
「あたい達はね」
「そうじゃのう」
有明の方は日本の杯で牛乳を飲みつつ頷いた。
「牛乳も美味じゃしのう」
「それで、です」
「しかと飲んでな」
「よく寝られて」
「英会陰に美しくあるべきじゃな」
「その通りです」
「わらわもじゃ」
優雅に飲みつつ言った。
「今宵は牛乳を飲んでよくじゃ」
「寝られて」
「そしてじゃ」
そのうえでというのだ。
「しかと戦うぞ」
「お酒はそれまでは、ですね」
「飲まぬ」
断じてというのだ。
「今宵だけのことであるが」
「それでもですね」
「飲まぬ、こうしてじゃ」
「牛乳を飲まれ」
「寝るぞ、しかし牛乳も実にじゃ」
「美味しくて」
「よいのう」
こうも言うのだった。
「実に」
「全くだな、これとだ」
ゼットは牛乳以外にも飲みつつ言った。
「野菜や果物のジュースも飲むとな」
「栄養的にはです」
「万全だな」
「はい」
ネロはその通りだと答えた。
「まさに」
「そうだよな」
「ですから」
ネロも牛乳を飲んで話した。
「牛乳はこれからもです」
「飲むことだな」
「そうすべきかと」
「そうだよな」
「睡眠にいいだけでなく」
今話している様にというのだ。
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