第四十一話 決戦前夜その五
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「だからね」
「用意してくれるのね」
「ご馳走もお酒もね」
両方共というのだ。
「デザートもね」
「そちらもなの」
「そうだよ」
言うまでもないという感じで言った。
「ケーキを用意しようか」
「ケーキなのね」
「うん、お祝いのね」
勝利のそれのというのだ。
「用意しておくよ」
「ケーキもなんて」
「豪華だな」
「全くだ」
トウとバレバも話した。
「そうなるとな」
「かなりのものだ」
「これは楽しみだ」
メルトも言ってきた。
「是非だ」
「勝ってだ」
「祝おう」
「そうしよう」
トウとバレバに応えた。
「そしてだ」
「心行くまで飲んで食おう」
「皆でな」
「こうした時はケーキだな」
カナロも言うことだった。
「デザートはな」
「そうよね」
オトも同意だった。
「何と言ってもね」
「そうだな」
「だから楽しみにしておいてね」
兄に笑顔で話した。
「私も作るし」
「ああ、お前もだな」
「皆で作るから」
「楽しみにしているな」
「お料理はちゃんと出来る人も多いし」
「有り難いことにな」
「楽しみにしておいてね」
こうもだ、兄に言った。
「勝った後は」
「そうさせてもらうな」
「そういうことでね」
「すき焼きに刺身に寿司に天婦羅ってな」
ガルは楽しそうに話した、流石に涎は垂らしてはいないが今の時点で楽しみで仕方がないといった様子が出ていた。
「最高の組み合わせだよな」
「そうだよね」
五色田も楽しみな様子である。
「それだけ揃ってるとね」
「言うことないな」
「デザートはケーキで」
「酒もあるしな」
「じゃあこれからね」
「牛乳飲んで寝ような」
笑顔で話してだった。
戦隊の面々は眠りに入った、彼等は皆よく寝られた。
組織の面々も同じでだ、彼等も夜に話していた。
「いいか、今夜はよく寝ろ」
「明日の決戦に備えて」
「そうだ」
ギルはダマラスに答えた。
「まさにその為にだ」
「今夜はよく寝る」
「そうするのだ」
「そうあるべきです」
ダマラスはギルの言葉に頷いて述べた。
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