第七百七十九話 お茶についてもその一
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お茶についても
三人はお風呂から出て休憩所に入るとまずは紅茶それもアイスティーを飲んだ、それからそれぞれ酒を飲むが。
アンネットはウォッカを飲みつつだ、ビールを飲んでいる彰子に話した。その隣ではアロアが白ワインを飲んでいる。
「韓国ってお茶も飲むわね」
「ええ、茶道もね」
彰子はジョッキのビールを飲みつつ答えた。
「何か自国起源って言って」
「やってるわね」
「そうだけど」
「その茶道、そしてお茶を飲むこともね」
「日本がやってるからなのね」
「やってるからね」
「お茶も日本なのね」
「あそこお茶はね」
この飲みものはというのだ。
「一時期飲んでなかったから」
「そうだったの」
「お寺はお茶飲むけれど」
仏教のそれから茶を飲む風習が広まったのだ、最初は修行中の眠気覚ましとして飲んでいたのである。
「そのお寺を弾圧したでしょ」
「あっ、李氏朝鮮の時に」
彰子もこのことは知っていて答えることが出来た。
「そうだったわね」
「そう、仏教をね」
「朱子学を言ってね」
「そうしたからね」
だからだというのだ。
「仏教を弾圧して」
「そこでなのね」
「お茶を飲むこともね」
「しなくなったのね」
「そうだったのよ、けれどね」
「日本がお茶飲むから」
「それ見てね」
「またお茶飲む様になったのね」
「それで茶道もね」
この文化もというのだ。
「やってるのよ」
「そうなのね」
「日本でやっていて」
そうであってというのだ。
「人気もあるしね」
「やってるのね」
「そう、お茶もね」
これもというのだ。
「本当にね」
「日本がやってるからなのね」
「韓国はそこまでよ」
「日本を見て日本を真似てるのね」
「もう日本のもので連合で人気のあるものは」
それこそというのだ。
「何でもね」
「取り入れるのね」
「そうなのよ」
「そういうの見たら」
「やっぱり日本が嫌いとはね」
その様にはというのだ。
「思えないでしょ」
「そうね」
「軍服だってね」
軍隊のそれもというのだ。
「共和制だからブレザーでも」
「韓国軍は」
「よく見たら昔の日本のものなのよ」
「そうなの」
「海上自衛隊って言われた時期のね」
二十世紀後半から二十一税機前半の頃である、この頃の日本は憲法で軍事力について書かれていてそうした名称になっていたのだ。
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