暁 〜小説投稿サイト〜
DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
アレフガルドの夜明けばい!
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
”なんて許されないわよね!
そんな事したら、お父さんが次の大魔王になっちゃいますよね。
「ルビス様…何とかならないのですか?アリアハンにはお爺ちゃんを残してきたんです。家族揃って無事を伝えないと………」
いいんじゃね、あんな俗物は放っておいても?
「ごめんなさい…私だけの力ではどうにも…た、魂だけなら送れるんですけど…」
「魂だけ?ねぇルビス…それって『転生』ってヤツか?」
なるほど…つまり私とお父さんは、元居た世界の神(っぽい奴)に魂だけ追い出されたのね。
「そうです転生と呼ばれてますね…よくご存じですね!?」
「あぁ…うん。経験者だから!」
「え?父さん、経験者って…」
………って、オイ!
こんなところでカミングアウトすんのかよ!?
一生の秘密にしないのかよ!
「ん?…うん。僕は転生者だ!以前は別の世界で違う人生を送っていたけど、どういうワケだか分からんけど、パパスとマーサの息子…リュカとして生まれ変わったんだ。だから見た目より人生経験豊富です!」
「か、母さんはご存じだったんですか!?」
「知っていたわよ…でもそれが何?リュカはリュカでしょ。どんな人生を送っても、貴方の父親に変わりはないでしょ!?」
うん。その通りだ!
転生者だろうが、お父さんはお父さんだ。
「あはははは…これで分かったろティミー。僕は大した人間じゃないんだ…グランバニアの治世も、前世の記憶をフル活用しているだけ!僕が自ら発案したワケじゃないんだよ」
いや…それでもお父さんは凄い人だと思います。
面倒なトラブルメーカーだけどね。
「前世では『周囲に迷惑をかけてはいけない』と教わらなかったんですか?」
あははははは。
きっと教わってきたのだろうけど、今の自分の行為が迷惑行為だと思ってないんだよ。
非常識人だから!
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ