第50話 盧植先生
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当に強い人間です。現実を直視し、目を背けることなく行動しています。あなたのような若者がまだこの国にはいるのですね」
盧植は私の言葉に感動しているようです。
彼女は目に薄らと涙を浮かべています。
横を見やると麗羽達も感動しているようです。
「盧植先生、私はまだまだ力はありません。だから、助けることが出来る人間も多くはありません」
「気に病むことはありません。あなたなら必ず大志を実現できるでしょう。これからも焦らずに前に進みなさい」
盧植は私に微笑んで諭しました。
「そうです!劉ヨウ殿、真名を交換してもらえないですか?」
彼女は急に相づちを打つと真名を交換しようといいました。
「それは是非お願いします。盧植先生と真名の交換できるとは光栄です。私の真名は正宗です」
私は願ったり叶ったりなので、盧植と真名を交換しました。
「正宗殿、私は月華といいます。これからもよしなにお願いしますね」
その後、一刻ほど盧植と歓談しました。
私塾が始まるということで、私達は私塾を後にすることにしました。
月華と白蓮と別れの挨拶をしていると、桃香が現れてました。
私は桃香と別れの挨拶を済ませ、私と麗羽達は凪達を探して見つけると荷物を纏めて常山郡への旅へ出ました。
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