第三千八百二十三話 秀吉さんもなのか
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第三千八百二十三話 秀吉さんもなのか
姫路城のお話を聞いてです、イタリアは日本に尋ねました。
「このお城豊臣秀吉さんもいたよね」
「このお城を拠点としてです」
日本はすぐに答えました。
「西国進出を進めていました」
「それじゃあね」
「さて、どうなのでしょうか」
日本は微妙な返事で答えました。
「それは」
「あれっ、お会いしていないの」
「この天守閣が建てられたのは後なので」
「それでなんだ」
「果たして姫にお会いしたか」
そのおさかべ姫にです。
「それはです」
「はっきり言えないんだ」
「そうなのです」
「そうなんだね」
「姫路城は最初は然程大きくありませんでした」
「そうだったんだ」
「拡張されました」
それもまた姫路城の歴史だったのです、豊臣秀吉さんがおさかべ姫とお会いしていたのかは不明なのです。
第三千八百二十三話 完
2024・12・15
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