第四十話 決戦の時が迫りその十七
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「必ずな」
「いいことだね」
渡嘉敷はその話を聞いて微笑んだ。
「ゼットとは本当にとんでもない戦いをしたけれど」
「それでもだな」
「うん、キラキラを手に入れて」
彼がというのだ。
「幸せになるならね」
「いいな」
「そう思うよ」
「そうだな、悪人かというとな」
「違うしね」
「だからキラキラが何かわかったら」
それならというのだ。
「それを手に入れて」
「そうしてだね」
「そのうえでな」
虹野はさらに言った。
「グリッタ嬢それに他のシャドーラインの面々とだ」
「他の組織ともね」
「仲よく平和にやってくれるなら」
それならというのだ。
「俺もだ」
「それでいいね」
「ああ」
まさにというのだ。
「それならな」
「その通りだね」
渡嘉敷は虹野のその言葉に頷いた。
「あの人も」
「戦いの時は近付いている」
トリンは冷静な声で述べた。
「巨大ロボットの整備は怠ってはならない」
「そうよね」
キャンデリラはトリンのその言葉に頷いた。
「今は」
「全て怠り進めていく」
「訓練も整備も」
「そして決戦の時はだ」
「全力で戦うのね」
「我々が攻める、首里城のことは頭に入れた」
その全てをというのだ。
「その分有利に戦える」
「僕達も覚えたよ」
ラッキューロも言ってきた。
「全部ね」
「戦わずともな」
「しっかりとね」
「頭に入れることだ」
「戦う場所のことは」
「隅から隅までな」
まさにというのだ。
「そうすることだ」
「誰が何処にいるかわかりやすいしね」
「その通りだ」
「そうだね」
「だからだ」
それ故にいうのだ。
「君達もだ」
「うん、覚えておくね」
「宜しく頼む」
「しっかりやってね」
キャンデリラハラッキューロに言った。
「ラッキューロってやっぱりね」
「働かないって思われてますね」
「そうだからね」
「カオス様によく言われましたね」
「そうでしょ」
「だからですね」
「このことはね」
首里城のマッピングを覚えることはというのだ。
「しっかりとよ」
「覚えていきます」
「別に勉強しなくてもいいです」
百地が言って来た。
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