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金木犀の許嫁
第四十五話 鯨肉その一

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                第四十五話  鯨肉 
 真昼達三人は最後に百貨店地下の食料品売り場に入った、そしてそこで夜空が晩ご飯のおかずの食材を探すが。
 ここでだ、夜空は一緒にいる真昼と白華に尋ねた、既に野菜や果物が売られているコーナーに入っていて客も周りに多い。
「二人共何か食べたいものある?」
「お魚かしら」
「私もです」 
 二人はそれぞれ少し考えてから答えた。
「魚介類がいいですね」
「そっちがね」
「あとお野菜ですね」
「トマトあればいいわね」
「あっ、トマトいいですね」
「そうよね」
 二人で話した、夜空は二人の話を聞いて商品のトマトを見て言った。
「じゃあトマトにするわね」
「ええ、それじゃあね」
「トマトお願いします」
「トマト身体にいいからね」
 夜空は笑顔で言った。
「それにするわ、安いしね」
「安いとですね」
「もうね」
 白華に笑顔で話した。
「決め手になるわ」
「そうですよね」
「それじゃあトマトを買って」
 実際にここで買い物籠に五個、家族それぞれ一個分買った。
「セロリも安いし」
「セロリも買うのね」
「それと胡瓜とね」
 そちらも買った。
「チーズも買うわ
「サラダにするのね」
「ええ、全部小さく切って」
 今買った食材達をというのだ。
「サラダにしてドレッシングかけて」
「出来上がりね」
「ドレッシングはその人それぞれだけれど」
「私はフレンチね」
「私はイタリアンですね」
 真昼も白華も言った。
「今日は」
「変わるかも知れないけれどね、その時に」
「ですがその時選べばいいわね」
「ええ、ドレッシングはお家に何種類かあるから」
 夜空も二人も応えた。
「それぞれ選んでね」
「そうするわね」
「ドレッシングについては」
「これでお野菜は決まりね、あとスープはね」
 夜空はこちらの話もした。
「トマトもっと買って玉葱お家に残ってるから」
「そのスープですか」
「ハムとね、コンソメにするわね」
「わかりました」
「それでメインは」
 白華に応えつつ話した。
「お姉ちゃんも白華ちゃんも言ってるし」
「魚介類ですね」
「それにしましょう、佐京君と幸雄さんも好きだし」
 家の男組二人もというのだ。
「いいわね」
「お魚は身体にいいしね」
 真昼は笑顔で応えた。
「蛋白質が豊富で低カロリーでね」
「カルシウムもあるしね」
「食べると頭がよくなるし」
「血も奇麗になってね」
「いいこと尽くめね」
「しかも食べても美味しいから」 
 夜空は笑顔で言った。
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