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夢幻水滸伝
第三百七十三話 ブラジルからその八

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「そのうえでね」
「その利益で、ですね」
「皿に国力を高めるわ」
「軍備もですね」
「そうするわ、そやからね」
 だからだというのだ。
「貿易をして」
「他勢力とも」
「利益を得ることはね」
「続けますね」
「星の子達との勢力ともね」
「そうされますか」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「今言ってる通り利益を得て情報もよ」
「手に入れていきますね」
「ええ、そうしてね」
 そのうえでというのだ。
「戦略にも役立てるわ、情報はそれとは別にね」
「諜報機関もですね」
「整えるわ」
「そうしますね」
「これからね、そうして中南米全体の情報を手に入れて」
「戦略を立てていく」
「そうするわ」
 まさにというのだ。
「これからもね」
「情報ですね、大事なのは」
「そうよ、ほんま情報はね」
 これはというのだ。
「お金にもなるし」
「最も重要なものですね」
「そやからね」
「情報は得ていきますね」
「そうするわ、ほな貿易とね」
「諜報機関の整備もですね」
「やっていくわよ」
 アマードに言うとアマードはそれではと頷いた、実際に二人が治めるこの世界のブラジルは貿易も行い。
 情報機関も整えた、その結果だった。
「色々とわかってきましたね」
「中南米全体のことがね」
 アレンカールはアマードと共に軍隊の訓練を観る中で話した、それは士官学校の中で学生達が行っている。
「そうなってきたわね」
「各国の情勢が」
「貿易を積極的に行って」
 そうしてというのだ。
「情報機関を整えてね」
「動かしてですね」
「よかったわね」
「そうですね、やはりです」
「情報は集めることよ」 
 それがいいというのだ。
「それを分析してね」
「戦略を組み立てる」
「そうするけれど」
「色々わかってきましたね」
「ええ」
 まさにというのだ。
「ほんまね」
「そうですね」
「それで今はギアナやガイアナを掌握していっているけれど」
「南米北部の掌握をですね」
「進めるわ、ほんまにそろそろね」
 アレンカールは真剣な顔になって話した。
「他の星の子達の勢力とよ」
「どうしていくか」
「その段階になってきたわよ」
「そうですね」 
 アマードも確かな顔と声で応えた。
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