第三千八百二十二話 色々悪いことをしたけれど
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第三千八百二十二話 色々悪いことをしたけれど
毛利元就と聞いてです、ドイツは日本に言いました。
「かなりだったな」
「はい、奸悪無限と言われていました」
日本はそのドイツに答えました。
「あの方は」
「そうだったな」
「謀略を駆使してです」
そうしてです。
「他家の家臣を主君に殺させたりです」
「暗殺したりだな」
「そして敵兵を助けると言ってお城から出して」
「皆殺しだったな」
「そんなことをしていました」
「物凄く悪い人か」
ドイツが見てもです。
「本当に」
「はい、ですが」
それでもというのです。
「迷信は信じないで」
「人柱もしなかったな」
「そうでした」
そうした人でした、謀略を駆使してもそれだけで西国屈指の一大勢力にはなれなかったということです。
第三千八百二十二話 完
2024・12・14
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